手の話

こんにちは
セールス&ディベロップメント部
商品開発課の森田です

ムーブの商品である当日映像エンディングロールの撮影では

おふたりやご家族　ゲストの表情を中心に
大切な１日の出来事を振り返っていきます

もちろん表情だけでなく

指輪やケーキ　チャペル等の様子を織り交ぜて

場面場面でより内容が伝わる映像を作っていくのですが

その中でも「手」を撮影する事が多いことに気づかされます

結婚式では手を繋ぐ機会がたくさんあります

日常ではあり得ないくらい

“握り合う手”

その動きに普段は見ることが出来ない
おふたり　ご家族　ご友人の繋がりを強く感じることが出来ます

先日の結婚式での出来事です

新婦の家は代々職人の家系で

新郎はその家を継ぐ婿入りの形での結婚式

披露宴の終盤　花嫁の手紙

私はエンドロールの放映準備を終え　花嫁の手紙を聞いていました

「お父さん　お父さんの手と彼の手はよく似ています
ガサガサで　ゴツゴツした手だけど　大きくて　温かくて　安心します」

偶然にもその日のエンドロールのラストは
チャペル式での父から新郎への手渡しの場面で構成を作っていました

入場前に父と新婦が繋いだ手と
「よろしく」と　新郎と新婦が繋いだ手を新婦父の手が包み込むシーン

手紙に込められた想いを会場に居た全ての方に
映像として届けることが出来た手応えがありました

その日は改めて
映像だから伝えられる届けられる
のこせるものがあるということを実感した日となりました

結婚式の中にはまだまだ多くの繋がりを感じさせる場面があります
今後もそういったものを大切にした映像作りをしていきたいと思います