1月
皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
技術開発課の田中です。
寒暖差の激しい冬、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は寒い日は部屋に籠りっきり。
暖かい日は気分転換のために、カメラを持ってよく散歩したりします。
(おじいちゃんみたいとか言わないで)
突然ですが、
散歩っていいですよね。(おじいちゃんみたい)
目的地も決めず歩いて、移ろいゆく景色、咲いている花、人や動物・・・
目に映ったものの中に“アイデア”の種があると思って
感じたままに写真を撮り歩くのが好きです。
ある日も、心地よい風と太陽の光を浴び、
光合成をしているような気分で散歩していました。
(壮大な雲だなぁ・・・ん?なんだあの黒いの)
(・・・え、なんかこっちに向かってくる)
(え、ちょ!おm)
まてまてまてまtめGyゃあああああああああああ!!!!―――――
―――――というのが最近見た怖い夢でした。
夢オチですみません。お付き合いいただきありがとうございます。
さて、私は今、社員への取り組みとして
「ドローン操縦スキル」の基礎レクチャーを行っております。
皆さんご存じだとは思いますが、
ドローンはカメラが搭載された"無人航空機"です。
ラジコンのように送信機から操作して、
普段撮影できない鳥の目線でカメラワークを付けて映像が撮れる
この業界ではもう当たり前で、なくてはならない機材のひとつです。
私は約5年前に観たドローンの映像に魅了され
「これ、自分でも操縦できるようになったら、かっこよくね・・・?」
という理由で何も考えず当時発売されたドローンを思い切って購入しました。(高かった)
高い買い物をしたんだから、途中で飽きるなんてことはできない!と
それから旅先で飛ばして、撮影して、感動して、をたくさん繰り返している内に
「この技術をみんなに教えて、みんなできるようになったら、かっこよくね・・・?」
という想いになり、希望者にドローン操縦を教えることになりました。
全社員にレクチャー参加を募ったところ、
なんと18名もの社員が参加してくれることになりました!(嬉しかった~)
ありがたいことに
会社の近くにドローンなどを飛行させることができる場所があり
そこで希望者の皆さんとレクチャーに励んでいます。
私が考えたカリキュラムをもとに
ひとりひとり付き添って、基本的な操縦から応用まで教えています。
最初は操縦に慣れるまで時間は掛かりますが、
徐々に慣れてきて、「難しいカメラワークに挑戦してみたい!」と言ってくれたり
"ドローンを使ってより良い映像を撮りたい"と考えてくれるようになるのは
講師冥利に尽きます。
ある方はこんなことを言っていました。
「最近、ドローンを飛ばす機会が増えたから、空を見上げる回数が自然と多くなって
空ってこんな綺麗だったのかと、何だか嬉しい気持ちになる。」
この言葉に、私はハッとしました。
ドローンに限ったことではないですが
ドローンを通じて、誰かの気持ちを良い方向に変えられた。
そのきっかけになれたことがなにより嬉しかったです。
そして、最近ライブチケットが4次抽選まで外れ続けたり
雨で濡れた大理石の床で滑って転びそうになったり
逆方向の電車に乗ったり・・・
いろいろ大変なことが続いて落ち込んでいた私ですが、
そんな時こそ、立ち止まって、上を向いて、空を仰いで、深呼吸して
良いことがあるようにポジティブにならねば!!と改めて思わされました。
2024年の抱負は「ポジティブシンキング」にします。
これからもドローンレクチャーを続けて
より良い映像を提供できる社員を増やしてまいります。
いつか、ドローンのお仕事がたくさんできますように。