6月
初めて行ったヨーロッパ。
以前はあまり興味がなかったが
ウエディング業界の人達がドレスの買い付けでパリやミラノへ行った話など
ブログで見たり耳にすることも増えてきた。
日頃飲むお酒もビールや焼酎よりスパークリングワインを嗜好するようになったせいもあり
ぼんやりといつかはフランスやイタリアに行ってみたいなと考えるようになっていた。
季節もいいし今がチャンスとプロのコーディネーターである
グラマラス ヴォヤージュ 代表の杉浦氏と旅にでた。
旅のテーマは「 本物と出会う旅 」
還暦を過ぎて本物とか一流と言われるものに出会うことなく
このまま年齢を重ねていくのは少し心残りだ。
その本物を見て感動するかしないかは自分次第だが
きっとこれからの人生の刺激になるだろう。
本場の絵画、歴史ある建造物、星付きレストランの料理とそのサービス、エンターテイメント。
勿論日本にいても一流や本物は沢山ある。
でも本場フランスやイタリアと言われればやっぱりワクワクするよね。
一体どんな事を体験できるのか未知の世界だ。
パッケージツアーでななく
ヨーロッパを知り尽くしたコーディネーターとのオーダーメイドの旅。
フランスのパリ → ランス → ニース → イタリアのヴェネチア → ミラノと
移動した12日間の旅はあまりに濃厚で素晴らしすぎて1回のブログでは紹介しきれない。
今回は先ずフランスのパリ、ランス編として紹介しよう。
セントレアから直行便が無い為、羽田を経由してパリドゴール空港までトータル16時間。
初日のパリは雨だった。
夜7時にホテルに到着。
小ぶりのかわいいホテルだがパリの1区にあり立地は抜群。
歩いて出ればカフェやブティックが立ち並んでいるエリア。
「 初日の夕食は何にしよう?」
杉浦氏が以前から目をつけていたポトフのレストランに入ることにした。
赤白のチェックのテーブルクロスの店はフランス家庭料理の庶民的な店。
フランス語のメニューはさっぱり意味不明。
ポトフの店だから店主お薦めのポトフと赤のハウスワインを頼むしかなかったが、
本場のポトフとはこういうものかとボリュームたっぷりの肉料理を美味しく頂いた。
パリ2日目も雨。
今日の予定はルーブル美術館、凱旋門とエッフェル塔を見て、セーヌ川遊覧。
そして夜は念願のムーランルージュでディナーとナイトショー。
雨をしのぎ天候の回復を祈りつつ朝一でルーブル美術館へ徒歩で出かけた。
9時オープンなので8時半から並ぶ。
人気の観光スポットなので日中はかなり混雑するそうなので朝一で入るのが一番得策だそうだ。
何と言っても一番のお目当てはモナリザだ。
世界中の人がモナリザを見に来て、皆がモナリザ込みの自撮りをするので大行列。
それにしても館内は凄い絵画が手を伸ばせば触れるような状態で展示されている。
彫刻や家具、宝飾品、天井画などこれでもかと言わんばかりの圧巻の美術館。
さすがはルーブル、わずか3時間程だけどやっぱり来てよかった。
ここからは地下鉄で凱旋門まで移動。
ようやく晴れ間も見えてきて美しい姿を写真に収めることが出来た。
セーヌ川遊覧のチケットも予約していたので晴れて良かった!
遊覧船がでるターミナルが丁度エッフェル塔の足元。
鉄のレースと言われるだけあってエッフェルは繊細で美しい。
遊覧船は多くの観光客を乗せてパリの街を見ながら川を優雅に進む。
川岸は人々が散歩したりカップル達が語らっている。
テレビで見ていたシーンそのものだ。
そして個人の家として所有している船も沢山係留されている。
セーヌに浮かべた船が自宅なんて憧れるなー!
セーヌ川の中州であるシテ島まできた。
ここにはつい先日火災にあったノートルダム寺院がある。
無残にも焼け焦げている様が船からでも見て取れる。
世界遺産であり800年の歴史を持つパリのシンボルである教会だから
見学する予定であったが今回は断念。
また次回の楽しみにとっておこう。
一旦ホテルに戻り着替えをしてディナーショーへ。
ドレスコードもあるのでカジュアルな服装からジャケットに着替えた。
モンマルトルにあるムーランルージュはパリを代表するフレンチキャバレーのエンターテイメント。
フレンチカンカンと言えば分るだろうか?
会場はまさにイメージ通りの大きな劇場クラス。
800人が入る会場は満席だ。
シャンパンを飲みながらディナーをいただいた後はショータイムだ。
幸運にも真ん中のほぼ最前列でダンサーの息遣いも感じる距離で鑑賞することができた!
世界中からここのダンサーになりたいと志願する人が多い。
身長やスタイル、バレエの経験など審査基準が厳しいと聞いたが
本当に見た目もパフォーマンスも素晴らしい。
舞台がせり出したり巨大な水槽が出てきたりと圧巻のステージに圧倒された。
美しさとダンスパフォーマンスとステージ演出の素晴らしさに感動しパリの2日目の夜は更けた。
パリ3日目は清々しい快晴。
地下鉄で画家たちが集うモンマルトルまで行く。
モンマルトルはパリの中心から少し外れた18区。
そんな少し郊外にある素朴なパリも知りたい。
朝早く来たかいがあった。
観光客もまだいない街は静かで石畳も建物もかわいくて美しい。
散策しながら画家たちが集う広場へ着いた。
カフェが並びいい雰囲気だ。
ちょっと気取ってパリッ子のようにカフェでお茶を飲む。
ホントにどこの店もそうだがみんな外のテラス席ばかりに座りたがるので
店内の席はガラガラなのだ。
これは文化の違いだねー。
そしてモンマルトルの丘からはパリの街が一望。
今回で次の目的地ランスまで書きたかったが
内容盛りだくさんで今号でそこまでいけなかった。
続きは次回ブログで!
※今回は少しだけ動画もあるよ!