10月
10月といえばスポーツの季節。
各地で運動会やスポーツイベントが行われている。
おもしろい番組を見たのでご紹介しよう。
新しく始まった「 NHKスペシャル平成史 」という番組で、
第1回目が大リーガー野茂英雄の野球人生だった。
当時、誰も大リーグに行けなかった時代に、
野茂は単身でアメリカに乗り込んだ。
今はイチロー、松井、ダルビッシュ、大谷選手など
沢山の日本人選手が大リーグに在籍するが、
野茂はわずかな年俸でドジャーズと契約し、そこから大リーガー人生をスタートさせた。
米スポーツ専門メディアの
「 格付け・メジャー史150年の中で最も重要な40人 」の中で
野茂はたった1人日本人として選ばれている。
戦力外通告を受けマイナー契約になっても引退することなく、
最後はヴェネゼイラの球団に移籍してまでも大リーグのマウンドで投げる事にこだわった。
そんな野茂の生き様がカッコ良すぎて
テレビを見ていて久しぶりに感動のあまり鳥肌が立った。
野球つながりでたまたま神戸にあるダルビッシュ記念館に寄る機会があった。
ハリウッドの特殊メイクで造ったという
等身大のダルビッシュの模型はあまりにもリアル!
とにかく脚が長くて顔が小さい。
この長い脚の踏ん張りがあるから速い球が投げられるんだろうな。
この剛速球を体感できるコーナーがあった。
モニターごしのダルビッシュが投げてくれるのだ。
本当のスピードを体感できるこのマシンはなかなかの優れもので
打った後にプレビューをしてくれる。
何度バットを振っても当たらない。
ミットにボールが入ってから振っているのだ。
投げた瞬間に振っているつもりだけど振り遅れている。
これがプロのスピードなんだな。
真似事だけどプロのレベルの違いに感動。
感動と言えば今週は凄い感動に出くわした。
21日に福岡で行われたプリンセス駅伝だ。
2区ではルーキーの選手が中継地点200メートル手前で転倒、
骨折した足を引きずり膝は血だらけでもひたすらゴールを目指す。
そしてその後輩の姿にタスキを待つ先輩選手も涙が止まらない。
ドラマだ!
そんな姿にはもうなんと言ったらいいのか、
事後にいろいろな人がコメントしているが
賛否両論はあるにせよ
私は正直 、震えるほどの感動を覚えた!
個人プレーではなく駅伝はチームプレイ。
「 タスキを繋ぐことは想いを繋ぐこと 」これが駅伝の醍醐味。
選手生命をかけてでもチームの為にタスキを繋ぐ。
きれいごとだけではない競技の真髄を見た。
ウエディングのシーンでは
けじめの感動、絆の感動、感謝の感動など、ハッピーで美しい感動が多い。
スポーツにおける
命がけの魂を揺さぶるほどの感動とは少し違うかもしれないが、
サービスにおいても撮影においても
少しでも多くの感動をお届けしていきたい。