4月
4月になると駅では黒いスーツを着た男女がグループで歩く姿を良く見かける。
おそらく新社会人が研修に出かけるのだろう。
3月は就職活動解禁となり会社説明会と面接でスケジュールもいっぱい、
4月は入社式や新入社員研修と人事関係は大忙しだ。
ムーブにも18新卒と言われるフレッシュマンが8名入社した。
入社式では祝辞の後、辞令も発表した。
どこに配属されるかドキドキだったと思う。
その反面、まだどこの部署がどんな仕事をしているのか詳しくは解かっていないはず。
どの部署に行っても必ずそれぞれやりがいはあり、「住めば都」人はそこに順応していけるものだ。
「置かれた場所で咲きなさい」だ。
どの会社に入っても自分で上司は選べない。
そして「現実問題、仕事に不公平はつきもの、考え方を変えて幸運を掴み取れ!」だ。
ムーブに入社したら様々な部署に配属されるが
全員カメラマン体制の為、撮影という共通の仕事がある点では非常に恵まれている。
これはうちの会社のひとつの強みだ。
部署が違うから話もしないという会社を良く聞くが
ムーブではそんな事は無い。
部門を横断して社員の仲がいいのもムーブの特徴だ。
部署を横断して先輩カメラマンから撮影スキルの指導や熱い想いを聞いたり相談したりできる。
先輩も後輩も関係無く撮影技術で切磋琢磨できる。
そして、新人は下積みが長くカメラマンへの道のりは遠いというようなこともない。
先輩後輩の礼節は重んじながらも
早期デビューして早く会社の戦力になってもらわなければならない。
その為の育成システムや育成担当者がしっかりとバックアップする。
皆、早くカメラマンデビューしたいという気持ちだろう。
その前に入社早々やる事がある。
2泊3日の新入社員研修だ。
この研修は頭の姿勢・心の姿勢・体の姿勢を正し、
学生気分と決別する3日間と私は位置付けている。
社会人になるという人生の節目と素直な気持ちがあるからこそ
たったの3日で彼らは見違えるように成長する。
研修2日目に視察に行き彼らの様子を伺ったが、
グランドでの即答訓練を見ているとその一生懸命さがビンビンと伝わってくる。
社会人人生のスタートで心刻まれる3日間になるだろう。
思わず「みんなガンバレよ!」と心の中で叫ぶ。
今年は研修帰りの受け入れができなかった為、メッセージを代読してもらった。
一歩前に踏み出せなかった学生時代の自分と決別し、
積極的な自分に生まれ変わるという宣言をきっとしたのでしょう。
自分をチェンジした皆さんと共に仕事をすることを楽しみにしています!
静岡・北陸・九州と遠方から親元は離れてはるばる来てくれたメンバー、
短大・専門・大学と年齢も学んできた事も違うけど映像が好き、
ウエディングが好きで集まったメンバーだ。
同期の絆を大切に一歩ずつ歩んでいって欲しい!