4月
ここのところ週末はブライダルの会場まわりをしている。
4月に入りお取引先の会場にも新卒のプランナーさんが配属され、にぎやかになっているのが感じられる。
ご挨拶をして頂けるので一言二言、言葉を交わす。
「どちらのご出身ですか?」「京都ですか、うちにも関西出身者は沢山いますよ。名古屋めしはもう食べました?」
そんなたわいもない話をしながら名前を記憶にのこそうとするが、還暦ともなるとなかなか憶えられない…トホホ。
皆さん元気に、新しい仕事を憶え、沢山の人と接して一生懸命さが伝わってくる。
同じくして我が社の新入社員メンバーも、カメラマンデビューするべく現場に出動し始めた。
ウィークデーは毎日社内で結婚式や撮影技術についての講義を受け、さらに撮影機材をセッティングして本番さながらのシミュレーションを行い技術を積んでいる。
土日は実際の現場で先輩カメラマンと一緒に、サブカメラマンとしてサービスに邪魔にならないポジションでおふたりを撮影する。
現場へ見に行くと、立ち位置について気になり「後ろを空けてサービススタッフさんが通れるように」とか「三脚の置き場はそこだと邪魔になるよ」とついつい口を出してしまう。
講義で学んだことも理屈では解っていても、現場では同時に全ての事がそつなくこなせるわけではない。
気配りと撮影技術がハイレベルで合体するにはそれなりの現場経験が必要だ。
当然緊張しているから表情もまだ硬い。正直言って笑顔どころか、怖いくらいの真剣な顔になっている。
「笑顔を忘れないようにねー」と言って送り出しても、やはり現実は難しい。
だからといってそのことを現場で叱ることもまだ早い。
良く分かるのが、先輩カメラマンと一緒に撮影している時だ。
先輩は笑顔でそのシーンを楽しんで撮っているが、その後ろにいる新人カメラマンは真剣な面持ちで笑顔とまではいかない。
でも谷垣さんも寒川君も型は決まってるぞ。
まさにこういう事であろう。
やはり先輩社員は余裕の笑顔、ポジション移動時も走ったりせず安心・安全を感じさせる。
結婚式でその新郎新婦様に寄り添って感情移入しながら撮影していると、ミスのできない大事な仕事でありながらも自然と笑顔になってくるものだ。
記録カメラマンデビュー間近の海塩君は、さすがカメラ経験者だけあって余裕の笑顔。
老田さんとのコンビも様になってるね。
あれ待てよ…
このカメラマンは…
今年の新人じゃないか?
なぜかたたずまいに余裕が感じられるぞ。
三脚を構える姿も様になっている。
なんと余裕の笑顔でゲストを撮影だ!
山本さん、なかなか思ったより肝が据わっているね。
一見おしとやかな彼女だが、人は見た目では分からないものだ。
今後の成長に期待したい!
そしてこちらは、ベテランであり、ベランダから余裕で挨拶するエース玉本!
みんなこんな先輩を目指そう!
最後に。
いつも研修等で現場に入らせて頂くことを快く承諾下さっているお取引先様、本当に有難うございます。
「若手を育てるのはどの会社も大事なことだから、じゃんじゃん入ってもらって構わないよ」とまでおっしゃって下さる器の大きい会場様もあり、スタッフ一同大変有難く感じております。
新入社員も一生懸命に現場を見て、ブライダルカメラマンとして「技術」だけではなく何が一番大事なことなのかを肌で体得していきます!
いつも暖かく見守って頂いているお取引先様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
感謝!!