3月
「いやー本土は寒いね~。」
リゾート沖縄から帰ってくるとついそんなキザなセリフを口走ってしまう!我が社のエース石野部長と高田はるかさんのスタッフ結婚式が沖縄の地で行われ出席してきました。
お得意先の式場様にはごめんなさい。
ふたりは自分達の想いを青空の下でカタチにできる式を創りたかったのだと思います。
私たちも沖縄や海外のリゾート婚と言われるものに参加する機会はほとんど無かったので、今回の結婚式は良い経験となり、感動創造企業として今後生かせる学びを沢山得ることができました。
そんな今回の沖縄WEDDINGの様子をご紹介しようと思います。
先ずは招待状から。
ふたりのオリジナルロゴが入ったこんな洒落た皮ケースで頂きました。
HASHI no MUKOU(橋の向こう)と焼印されている。
ふたりのこだわりが感じられる招待状に期待は高まる!
挙式当日、朝8時半に那覇空港へ到着。
レンタカーで那覇から北へ85キロの今帰仁村BEACH ROCK VILLAGEへ向かう。
先ずは国際通りでマンゴスムージーを調達しハイウェイを北へ走らせる。
南の島に来たらフレッシュジュースで気分を盛り上げないとね。
予報では心配したが、最高の天気になって良かった。
少し観光していたらいい時間になってきた…。
さてここからが問題だ。この会場にたどり着くのがかなり難しいと聞いたので、カーナビとスマホと両方で検索しながら向かった。
BEACH ROCK VILLAGEの看板があったのでそこから細い道に入った。
こんなに細い道はさすがに違うのでは?と思いつつ進むと…
突き当たりだ!やっぱり間違った…。
その辺を何度か行ったり来たりしているうちにまた会場の看板が!
またまたとんでもない道だ。車一台がやっとの幅。狭いところは両サイドから木の枝が車を擦る。道は勿論舗装もされていないし、折れた大木も横たわっている。
「さすがにこの道じゃないよな~」と思えるような所まで来たが…もう他に選択肢はない。
「ここで間違っていたらもう結婚式はあきらめよう…」
不安を感じながらしばらく走ると突き当たりに車が停まっている。
ついに来たか?!
ここで間違いない!それらしき飾り付けもしてある。
やっと目的地に到着することが出来た。
この感激はナビの無かった時代を思い出す。
会場について最初に会ったのは「現地の管理人?」じゃなくて元スタッフの宗崎君だ。今は四国の実家で林業を営んでいる。
野性的な風貌がこの会場にとても馴染んでいる(笑)
そしてヘアメイクを担当してくれたCEU服部さん。
はるばる沖縄までありがとう!
写真や音響の担当も、昔から一緒に現場で仕事をしてきた顔なじみのメンバー。チームワークは文句なし、最高にイケてるメンバーだ。むろんムーブの撮影隊も精鋭メンバーが揃っている。
しかもおそろいのスパッツ!
飾り付けの写真の向こうには海が見える。
向こうに見えるゲルがメイク室になっているようだ。ツリーハウスもある。
美しい自然の中でのどかな時間を感じる。
さあいよいよ新郎入場の時となった。
すると…なんとまさかの白馬に乗っての新郎入場だ!
カッコよすぎる!
そして後方からは新婦がお父さんと入場。
いつもながら感動的なシーンだ。
そしてふたりは橋の上で合流する。
もしやこれは…今日の日の為に特注で作った「橋」!?
オーダーメードブリッジ、凄すぎる!!
そう、ふたりのウェディングテーマは案内状にも焼印されていたHASHI no MUKOU(橋の向こう)だ!
橋はいろいろなものを繋げる。人と人、想い、救援物資も運ぶ。
福島の震災の時もボランティアで音楽を届けた石野君のこだわりがあるのだろう。
ふたりはいろんな橋を見にデートを重ねたそうだ。
このすぐ近くにある古宇利島の橋も日本一美しい。
だからこの場所での結婚式というのもうなずける。
バーベキューが始まり、ご両親も職場の同僚や、学生時代の友人と楽しげに会話を弾ませている。
そしてケーキ入刀ならぬ「肉焼きまーす」
いい雰囲気になってきたところで、石野君の学生時代の仲間のバンド「アオネコ」の登場だ。こんな山奥までどうやって楽器を運んだんだ?しかし、何があってもどんなところでも集まってくれる学生時代の仲間はいいね。
そして演奏もなかなかの本格派だ。プロの作曲家さんもいるらしい。そしてボーカル兼、結婚式の司会を務めてくださったアナウンサーの川島葵さん。
サイコーのパフォーマンス有難うございました!!
歌うますぎてしゃべり面白すぎて、、そのパフォーマンスは文字では表現できません!!
動画をどうぞ。
そんな楽しいバンド演奏の中、アドリブで石野君とお父さんの親子ダンスパフォーマンスが始まり会場は盛り上がった。なんとも息の合った愉快な親子だ!
そして震災の復興の為にバンド「アオネコ」が創った歌を歌う。
皆が肩を組み合ってひとつになった時間。口ずさんだり、涙を流す人もいる。
まさに心を繋ぐ丸いかたちの橋が出来たような気がする。
沖縄の大自然の中、青い空と太陽の下で…なんとも素敵な時間だ!
洗練されたチャペルウェディングではなく、あえて手つかずの自然を選んだふたり。
大自然は人の心も不思議と素直にしてくれる。初対面の人同士もすぐに友達になれる。
大切な友人が集い、そんなアットホームな時の中で愛を誓いあった。
職場という橋を渡ると、社会に貢献することを使命として頑張り、また橋を渡り、大自然と同じく家庭という安らぎの場所へ戻る。
そんな毎日渡る身近な橋もあるのかなとふと思った。
花束贈呈の頃には日も傾き、時が止まったかのような感動のシーンとなった。
石野君、はるかさんおめでとうー!!
お幸せにー!!
こんな素敵な結婚式をつくってくれたハッピーブライダルプロジェクトさんはじめ、力を尽くしてくださったプロフェッショナルの皆さん、本当に有難うございました!!